増浦行仁 写真展 ~ GENESIS 神の手 ~
"まるで血管に血が通っているようだ"かつて詩人の故松永伍一氏が、増浦の作品「神の手」を見て言われました。自然光で撮影されたミケランジェロ作品集『GENESIS』は、柔らかな光彩を放ち、大理石というよりはむしろ人間の皮膚感を私たちに伝えてきます。
ルネサンスの巨匠ミケランジェロの彫刻を増浦のカメラが捉え、2次元の世界に再生。今回は、2002年にイタリアのメディアから"マエストロ"と絶賛された「GENESIS」の代表作を集結。他に、街と人、風景と人をスナップショット的に表現した作品を披露します。
[増浦行仁・PROFILE]
1963年生まれ。81年渡仏。83年にはVOGUE(Paris)ギィ・ブルダンのアシスタントとなる。
1987年サロン・ドートンヌ入賞。1988年フランス国立図書館に作品31点が永久保存されるなど、ヨーロッパでの活動を経て、現在は伊勢神宮と出雲大社の両遷宮の撮影に従事。2013年末より『神の宮』として国内外で巡回展を予定。
[企画名]
増浦行仁 写真展 ~ GENESIS 神の手 ~
[会期]
2012年9月3日(月)~9月15日(土)
※9日の日曜は休廊になります。
[開場時間]
11:00~19:00
[場所]
SMART SHIP GALLERY